国の重要文化財弘前城の曳家

曳家(ひきや)とは?

曳家(ひきや)とは建物をそのままの姿で傷つけずに移動する技術のことです

国の有形文化財長井小学校の曳家

曳家(ひきや)とは、家引きと呼ばれる建物をそのまま移動すること。家やビルやお城などの建築物や樹木などの重量物をそのままの状態で移動する建築工法です。道路拡張や土地区画整理、敷地有効利用のために大切な建物をそのままの姿で別の場所へ移動させたりする際に利用します。また、高地へ移動させることで湿気を避け家を長持ちさせたい時にも利用されます。基礎ごとの移動だけでなく、移動中の住居も可能です。また、歴史的建築物や貴重文化財をそのままの姿で移動し保存する際にも利用されています。

曳家(ひきや)でできること

国の重要文化財弘前城の曳家
  • 工事中も住み慣れた住居で普段通りの生活をすることができる。
  • 新築の40%程度の費用に抑えることができる。
  • 工期が移動する建物の基礎工事その他を含めて約1~2ヶ月程度で済む。
  • 土地を最大限に有効利用できる。
  • 店舗を営業したまましたまま工事することができる。
  • 歴史的建築物や貴重文化財を解体せずにそのままの姿で移動することができる。


曳家(ひきや)工事の種類

姿曳移動工法 (下腰工法)

土台の下に鋼材を入れ建物を受け移動する。【木造住宅】

腰付移動工法 (上腰工法)

土台と床の間に鋼材を通して鋼材と柱をワイヤー、金物で締結し建物を移動する。【木造住宅・神社・仏閣・重量鉄骨造】

基礎共移動工法

建物を基礎と共に移動する。
【土蔵・一般住宅・鉄筋コンクリート造・重量鉄骨造・ハウスメーカー軽量鉄骨住宅・アパート】

我妻組では自慢の機資材を使用しています

曳家機材
  • 主要鋼材はレールをやめ、Iビーム及び角形鋼管としました。
  • ユニットポンプは70連同調ポンプ(14連×5=70台)でストローク200m/m の100tジャッキを70台一度に使用することが可能です。
  • コロはレンドローラーを使用します。

曳家工事の施工手順

1
曳家 ひきや 工法の手順(資材搬入・現地調査)資材搬入・現地調査

資材を搬入し、現地調査を行います。資材置き場の支給を願います。

2
曳家 ひきや 工法の手順(掘削及ジャッキセット)掘削及ジャッキセット

ジャッキセットのための掘削を行います。

3
曳家 ひきや 工法の手順(ジャッキアップ)ジャッキアップ

建物を基礎コンクリートから持ち上げます。基礎からの曳家では基礎解体、新設が不要になります。

4
曳家 ひきや 工法の手順(家縫い鋼材設置)家縫い鋼材設置

建物に鋼材をセットします。

5
曳家 ひきや 工法の手順(ローラー及道レールセット)ローラー及道レールセット

ローラーと道レールをセットします。

6
曳家 ひきや 工法の手順(建物移動工)建物移動工

建物を移動させます。基礎新設が不要のため仮置きが無くなり、工期が短縮されます。さらに仮置きの用地が不要なので最低限度の用地での曳家が可能になりました。

7
曳家 ひきや 工法の手順(ローラー、レール、鋼材撤去)ローラー、レール、鋼材撤去

ローラーと道レールを撤去します。

8
曳家 ひきや 工法の手順(ジャッキダウン及レベル調整)
ジャッキダウン及レベル調整

建物位置、レベルの微調整を行います。

9
曳家 ひきや 工法の手順(隙間充填工)
隙間充填工

建物と砕石面にできた隙間を充填します。

10
曳家 ひきや 工法の手順(片付け・搬出)片付け・搬出

片付け、搬出します。

曳家 ひきや 工法の手順(曳家に伴い付帯する工事)曳家に伴い付帯する工事

土工・盤調査・補修工
基礎下地工・電気・設備・外構
建具調整等を、状況に応じて行ないます。

こんなお悩みを持っている方に曳家(ひきや)工事はおすすめです

道路拡張工事の曳家
  • 道路拡張や土地区画整理で移動を余儀なくされている。
  • 建物を移動・回転して土地を有効利用したい。
  • 建物を高地に移動して湿気を避けたい。
  • 建物を移動して土地を有効利用させたい。
  • 基礎補修・地盤改良をしたい。
  • 歴史的建築物や貴重文化財をそのままの姿で移動し保存したい。