曳家工事・沈下修正専門会社 我妻組 のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

日本屈指の歴史的建築物である弘前城は、長い年月と風雪に耐えながら今日までその姿を保ってきました。しかし、近年に確認された石垣の「はらみ(外側への膨らみ)」は崩落の危険性が指摘され、全面的な修理事業が進められています。

🏯 弘前城石垣修理事業とは?

弘前市では、本丸の石垣の安全性確保のため、平成20年から修理検討が進み、平成23年度に解体修理の方針が決定されました。歴史ある石垣は、長年の積み重ねによって風化・変形が進んでおり、現代の耐震基準では保全が必要と判断されたのです。

🪨 2,185個の石を積み直す大規模修理

令和3年に始まった本丸東面の石垣積み直し工事では、2,185個の石材を一つひとつ解体・番号付けし、改めて積み直す作業が実施されました。この工程は慎重を要するもので、石材ごとの位置・向きが歴史的景観や構造に影響するため、綿密な計画と高度な技術が求められます。

✅ 曳家(ひきや)工法 ─ 天守を一時移動させる大胆な工事

曳家・曳屋(弘前城)

石垣修理のためには、天守が石垣の上にあると施工ができないため、天守を本丸中央部へ曳家(移動)した上で修理を進めました。この曳家工法は、建物を安全に移動させる高度な技術を用いたもので、日本国内でも類を見ない大規模プロジェクトです。重量のある文化財建築を損傷なく“移す”工事は、我妻組としても大きな技術的挑戦でした。

🔧 現在進行中の工事内容

弘前城の修理事業は現在も進行中で、主な施工内容は以下の通りです。

✅ 天守基礎の耐震補強

石垣修理後、天守の基礎部分を耐震補強する工事が今でも進められています。これは、歴史的建築物といえども現代の耐震基準に対応するための重要な工程です。

✅ 天守の曳戻し工事

平成27(2015)年度に曳家で移動した天守を、元の天守台へ曳き戻す工事が令和8年度に予定されています。この「曳き戻し」は、施工計画と安全管理が極めて重要となる高度な曳家工事です。天守自体を数十メートル移動する機構設計・施工管理は、まさに曳家技術の総力戦です。今回も我妻組が担当します。

🏯 曳家施工者としてのメッセージ

文化財修復や曳家工事は、単なる建設作業ではありません。歴史を未来に繋ぎ、地域の誇りを守る責任ある仕事です。我々が培ってきた技術と経験は、このような大規模修理事業でも活かされています。
「どうやって動かしたの?」
「安全性は?」
といった技術的関心があれば、ぜひ現場を見に来て、天守曳戻しイベントで一緒に曳家を体験してみませんか?

弘前城曳家イベント集合写真

✅ 天守曳戻しイベント名称を募集

ただいま、弘前市のホームページでイベント名称の募集が開始されています。
ご興味ある方は、お早めのご応募ください。

募集期間令和8年2月13日~3月31日
応募者要件・国内在住の方
・名前の貸し借りはできません
応募作品条件 ・弘前城天守曳戻しのPRに繋がる名称
・他社の商標や既存の名称で既に特定の団体や企業をイメージ、連想するものは不可
・文字数に制限なし(環境依存文字は不可)
・ポスターやチラシ等の市広報に活用
・採用名称は市が著作権を保有する
応募方法等・一人1点(複数の応募があった場合はすべて無効)
・下記の専用サイトから応募してください
・採用作品は4月中に決定して通知します
採用特典・8月21日のセレモニーにご招待します。
主催者弘前市