一度、沈下したら地盤は元に戻らない。深い地中から強力な「不同沈下対策」を!

地盤沈下は、地下水の過剰な採取等が原因で地下水位が低下したり、粘性土が圧密沈下を起こしたり、または地震により液状化してしまうことが主な原因です。一度、沈下すると自然には戻りません。建造物の損壊や浸水の被害をもたらす危険性があり、工場では、精密機械・設備機器の故障・不具合の発生源にもなりえます。よって、床が傾いていると思ったなら、早めの地盤補強が必要です。

地盤沈下の主な損失と原因

被害分類損失
直接被害(経済的な損失)   商品・製品の不良、施設・建屋の損傷、生産性の低下または停止
間接被害取引先ならびに消費者への影響
潜在被害耐震性の低下、耐水性の低下、耐用年数の短縮
地盤沈下の要因地盤沈下の原因
人為的作業によるもの地下水揚水、地下資源採取、地下採掘、表面荷重、干拓や灌漑
地震や灌水等の自然現象によるもの地下水の変動や減少、地下の空洞化、地表の液状化、乾燥による収縮

※参考:石田哲朗「地盤沈下と対策」

地盤沈下した土間

建設前に、しっかりした地盤補強を施しておく必要がある。

環境庁がまとめた全国の地盤沈下地域の概況によれば、平成25年から直近5年間でも全国64地域もの地盤が沈下していることが分かります。工場など上載荷重が重たい建物や、精密機械を動かす建物では、建設前段階でしっかりとした地盤補強をしておくに越したことはありません。

直近5年間(平成25年度~平成29年度)の累積沈下量(cm)の状況

※出典:環境省「平成29年度 全国の地盤沈下地域の概況」

また、地域によっては、地盤沈下の発生防止等を図るため、工業用水法など地下水採取規制が定められている地域があります。これらは裏を返せば、地盤沈下しやすい地域とも言えます。もし、この地域にある工場が傾き始めた場合には、早急に地盤補強が必要でしょう。

工業用水法が指定する地域

県名地域
宮城県仙台市の一部、多賀城市の一部、宮城郡七ヶ浜町の一部
福島県原町市一部
埼玉県川口市の一部、草加市、蕨市、戸田市、鳩ヶ谷市、八潮市、さいたま市の一部
千葉県千葉市の一部、市川市、船橋市、松戸市、習志野市、市原市の一部、浦安市、君津郡袖ヶ浦町の一部
東京都墨田区、江東区、北区、荒川区、板橋区、足立区、葛飾区、江戸川区
神奈川県川崎市の一部、横浜市の一部
愛知県名古屋市の一部、一宮市、津島市、江南市、尾西市、稲沢市、西春日井郡清洲町、葉栗郡木曽川
町、中島郡祖父江町、同郡平和町、海部郡七宝町、同郡美和町、同郡甚目寺町、同郡大治町、同郡蟹江町、同郡十四山村、同郡飛島村、同郡弥富町、同郡佐屋町、同郡立田村、同郡八開村、同郡佐織町
三重県四日市市の一部、三重郡楠町
大阪府大阪市の一部、豊中市の一部、吹田市の一部、高槻市の一部、茨木市の一部、摂津市、守口市、八尾市の一部、寝屋川市の一部、大東市の一部、門真市、東大阪市の一部、四条畷市の一部、岸和田市の一部、泉大津市、貝塚市の一部、和泉市の一部、泉北郡忠岡町
兵庫県尼崎市、西宮市の一部、伊丹市

※出典:環境省「平成29年度 全国の地盤沈下地域の概況」

工場の主な地盤沈下対策(工法)

重量構造物を構築する場合は、地盤改良や地表陥没の対策防止が不可欠です。対策としては、主に以下のような工法があります。

充填工法

軟弱な地盤へ直接、薬剤やコンクリートを流し込む工法

採掘・埋め戻し工法

建物の基礎を作る際に採掘してできた空洞を、元の地盤レベルまで埋め戻す工法

杭貫通工法

地盤に鋼管杭を支持層まで打ち込んで補強する工法

これらの工法は、地盤の力学特性を理解し、深さや幅、上載荷重、許容変位置など、様々な調査と計算を元に行わなければ地盤沈下を軽減することはできません。したがって、技術が高く適切な設備を持っている業者を選定しなければ、最悪な場合には、毎年地面が沈んでいき、毎年地盤沈下修正のためのコストがかかる恐れがあります。

建設後に不同沈下が起きたら「充填工法」がおすすめ

製造工場など上載荷重が大きく、精密機械を動かすような大きな建物で不同沈下が起きた場合には、工場を稼働させたまま施工できる充填工法が最も適しています。我妻組では、充填工法の中でも不同沈下対策として強力なダブルロック工法で施工することが可能です。

強力な工場の不同沈下対策
コンクリート土間空洞充填『ダブルロック工法』

Factory ground subsidence correction “double lock method”

ダブルロック工法とは

ダブルロック工法とは、建物のレベル修正と地盤の土地改良を同時に行い再沈下を防ぐ工法です。原因から持ち上げるため、地盤の弱い数年に一回、コンクリート土間空洞充填をしなければならない地盤でも長持ちするようになります。地盤沈下によって、精密機械などの生産に影響が出やすい工場に向いている沈下修正工事です。

工場土間のダブルロック工法

工場の土間に穴を開けて工事が行えるため、工場を稼働させたまま工事が可能です。従来の鋼管杭圧入工法に比べて、費用も工事期間も約半分に抑えることができ、無公害の環境配慮の材料仕様の上で土壌改良から行います。

我妻組の沈下修正・沈下防止は、たくさんの工法の中から現地の諸条件にマッチした工法で対応します。工場土間の不同沈下においては、研究と施工を重ねた結果、このダブルロック工法が最も有効的と判断しています。ダブルロック工法なら、地盤の補強効果アップと工期短縮および工事費大幅削減に貢献できます。

こんな工場は、ダブルロック工法がおすすめです

→ 24時間体制で電子機器を製造している。精密機械を稼働させている。
→ 地盤沈下が止まらず、毎年、沈下修正工事のコストがかかりすぎている。
沈下修正を一度もしたことがない。床が揺れはじめている気がする。
→ 工業用水法の地域に工場や社屋を増築・新築する。

ダブルロック工法の実力(施工事例)

千葉県浦安市で不同沈下が止まらない
毎年、充填工法で対策を実施している工場

止まらない不同沈下を、ダブルロック工法でどれだけ止めることができるか。
新たに沈下修正工事業者を探していた企業様工場にご協力いただき、1/3だけ実施した。

地盤補強33ヶ所
注入量50000ℓ
施工期間約1ヶ月

施工報告箇所

施工後のレベル調査結果

下げ止まらなかった地盤沈下が
ダブルロック工法で施工した右上2箇所で
一切沈下しない箇所が確認できた。

ダブルロック工法の流れと従来工事との比較

ダブルロック工法

工場向けの地盤傾き補強工事

工種精度恒久性工期工事費
ダブルロック工法20日300万〜
鋼管杭圧入工法 (アンダーピニング工法)35日600万〜
旧薬液注入工法 (樹脂系または水ガラス系工法)15日400万〜

※記載は、参考として総2階建 延べ100㎡(30坪)程度の場合

その他の沈下修正工事

工種精度恒久性工期工事費
ダブルロック工法20日300万〜
曳家工法45日800万〜
耐圧版工法 (ラップル杭工法)15日200万〜
土台あげ工法+地盤補強工法15日200万〜
土台あげ工法 (プッシュアップ工法)10日100万〜

※記載は、参考として総2階建 延べ100㎡(30坪)程度の場合

我妻組に沈下修正を依頼するメリット

工場地盤傾き補強工事ダブルロック工法

地中深くの原因から持ち上げる
ダブルロック工法を提供

土壌そのものを改良しながら5~10秒で固めるので腐食して地盤が再沈下したり、隣接物に悪影響を与える事はありません。

工場床の沈下修正

生産ラインを止めない
工場稼働のまま工事可能

機械や荷物の移動、代替スペースの確保の必要がありません。お客様の操業を止めずに施工することで、トータルコストの大幅な削減が可能です。

お見積もり

工事業者替えのご相談OK
従来工法より費用と工期を圧縮

ご相談時点から専門家が対応します。これまでの経緯や工期、コストに関してもお気軽にご相談ください。最適なアドバイスをいたします。

沈下修正保険GS10保険適用

GS10保険適用
10年間最大5,000万円の補償

我妻組の沈下修正工事で、万が一、再度不同沈下が発生した場合には最大5,000万円まで補償されます。

ご依頼前によくいただくご質問をまとめています

工場地盤傾き補強工事の流れ

免震構造(装置)工事の流れ1

1.現地調査

現地へ訪問させていただき家屋・地質の調査をさせていただきます。また建物の傾きや地盤などの調査も行います。

 
免震構造(装置)工事の流れ3

2.お見積り

建物外周部の沈下量、室内床の傾斜、床下の状態や基礎の劣化状況などを詳細に測定、把握し、地盤調査データを加えた資料によりお見積り書を作成させていただきます。

 
免震構造(装置)工事の流れ4

3.成約

作成したお見積り書をご検討いただき、承諾いただけましたらご成約となります。

 
免震構造(装置)工事の流れ5

4.施工

決定した工事日程をもとに工事に着手します。の修正工事中にきになることやご質問がございましたらお気軽に当社スタッフにお尋ねください。

 
免震構造(装置)工事の流れ5

5.現場確認・お引き渡し

お客様に水平などの修正箇所、各掘削場所のご確認をしていただきます。確認後、工事代金のお支払いとなります。

強力な工場の不同沈下対策
コンクリート土間空洞充填『ダブルロック工法』
我妻組が止まらない地盤沈下を解決します


地盤沈下は、自然には元には戻りません。
工場の不同沈下対策や地盤改良・沈下修正に関する工事のことなら、
我妻組までお気軽にお問い合わせください。